【1】運用方法の基本

1-3.ロスカットとは(FX最重要基本知識2)

サイトマップ【1】運用方法の基本マップ

ロスカットとは

 FX業者による強制決済

 評価損が、一定レベルを超えると、ポジションが全て決済されます。

 この仕組みをロスカットといいます。

 ロスカットのルールは、各社に違いがあり、一概にはいえません。

 基本的なロスカットルールは下表を参照下さい。

(現在は、このルールと違っている業者もあります。また、追証ルールも加わりロスカットレベルは上がっています。それぞれの公式サイトで正確な情報を入手してください)

ロスカットルール FX業者
有効証拠金が必要証拠金の50% フォーランドフォレックス【Foreland Online】など
有効証拠金が必要証拠金の40% マネーパートナーズ【パートナーズFX】など
有効証拠金が必要証拠金の30% 外為どっとコム「外貨ネクスト」、セントラル短資FX「FXダイレクト」、三菱商事フューチャーズ証券【CYBER FOREX】、くりっく365業者、など
有効証拠金が必要証拠金の25% オリックス証券【オリックスFX】、トレイダーズ証券【ネットフォレックス】など
有効証拠金が必要証拠金の20% かざか証券【My外貨】、サイバーエージェントFX「外貨ex」など
余裕証拠金が0円以下になったとき 上田ハーロー「上田ハーローFX」、エフエックス・オンライン・ジャパン【FX Online Japan】、FXA証券株式会社【チャートトレーダー】、FXCMジャパン【トレーディングステーション】、ひまわり証券【マージンFX】など

 有効証拠金、必要証拠金、余裕証拠金という用語は、FX業者によっては、違う言葉を使用しています。

 それが、ますます混乱の原因になるのですが…

 ロスカットルールについて述べる前に、FXの専門用語について解説しておきます。


有効証拠金、必要証拠金、余裕証拠金、預託金とは

(1)有効証拠金とは
 預託金+評価損益+実現損益−新規注文中の必要証拠金−出金以来額のことです。

 ますます分からん!ですか。(^_^;)

 では、単純に、預託金+評価損益+実現損益が、有効証拠金ということにしておきましょう。
 それで、だいたい間違いありませんので。

 ところで、預託金とは、何か?ですって。
 (そこからかい… (^o^))

(2)預託金とは
 FX口座へ入金した運用資金。あなたの投資元本のことです。

(3)必要証拠金とは
 ポジションを建てるときに必要な証拠金のことです。

 取引金額なので、取引証拠金、取引保証金という言い方をする業者も多いです。

 ロスカットを説明する際に、【維持率】という言葉もよくでてきますが、

 維持率=有効証拠金÷必要証拠金 で計算されます。

 先ほどのロスカットルールの表に「有効証拠金が必要証拠金の50%」とありました。

 これは「維持率50%」と同じ意味です。

 さあ〜、イライラしてきましたか?(*^_^*)
 私も、最初は、そうでした。

(4)余裕証拠金とは
 余裕証拠金=有効証拠金−必要証拠金(もしくは、決められた金額) のことです。

 つまり、必要証拠金より、有効証拠金が多い分を、余裕証拠金というわけです。

 ロスカットまでに、余裕がある金額という意味なのでしょうか。

 それで、業者によっては、必要証拠金ではなく、決められた金額(2万円など)をそれに当てる場合があります。

 さて、先ほどの表に「余裕証拠金が0円以下になったとき」というルールがありましたが

 これは「有効証拠金が必要証拠金の100%」または「維持率100%」と同じ意味です。


ロスカットされたときの損失

 ロスカットによる損失額は、必要証拠金レバレッジの影響を受けます。

 1ドル=100円の場合、必要証拠金は、必要証拠金レバレッジによって
 2倍:50万円
 20倍:5万円
 50倍:2万円
 100倍:1万円 になります。

 この場合にロスカットされて、残る資金は下表の通り。(1万通貨の場合)

レバレッジの倍率
(必要証拠金)
2倍
(50万円)
20倍
(5万円)
50倍
(2万円)
100倍
(1万円)
必要証拠金50% 25万円 2.5万円 1万円 0.5万円
必要証拠金40% 20万円 2万円 0.8万円 0.4万円
必要証拠金30% 15万円 1.5万円 0.6万円 0.3万円
必要証拠金25% 12.5万円 1.25万円 0.5万円 0.25万円
必要証拠金20% 10万円 1万円 0.4万円 0.2万円
余裕金0円 50万円 5万円 2万円 1万円

 預託金を何千万円いれておいても、ロスカットされたときの残金は同じです。


ロスカットの目的

 投資家の預託金保護が狙いです。

 負債が残ることを防止するための機能です。

 有難いのか、有難くないのか、よく分からない機能ですが… (*^_^*)

 とはいえ、ロスカットもコンピュータのシステムなので、上手く作動しない場合があります。
 急激な価格変動には、対応できない事もあります。


レバレッジ2倍より20倍が有利の理由

 外為どっとコムでは、取引保証金(必要証拠金)レバレッジ2,5,10,20を選択できます。

 そのさい、「レバレッジ2」と「レバレッジ20」では、どのような違いがあるのでしょう。

 外為どっとコムでは、必要証拠金30%以下でロスカットです。
 先ほどの表をみると

 レバレッジ2  有効証拠金 15万
 レバレッジ20 有効証拠金 1.5万円

 でロスカットになります。

 レバレッジ2は、1ドル=90円でロスカットされても
 レバレッジ20では、ロスカットされず、さらに、1ドル=76.5円まで、大丈夫ということ!!

 有効証拠金が、為替変動で減っていき(評価損)、15万円になったらロスカット、と考えてください。

 一方、レバレッジ20では、1.5万円まで、ロスカットになりません。

 13.5万円も、違います。

 13.5万円では、為替レートが、13.5円下がっても、ロスカットにならないということです。

 別の言い方をすれば、13.5万円をタダで、口座に入れてもらったのと同じです。

 つまり、必要証拠金レバレッジは、高ければ高いほど、ロスカットになり難いという利点があるのです。

 一般的に、レバレッジが高いとリスクが高いといいますが、レバレッジを使い分けて言わないと、誤解を招きます。

 必要証拠金のレバレッジは、高ければ、リスクになるし
 預託金のレバレッジは、高ければ、高リスクになるのです。



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